秋晴れに恵まれた今日、10年ぶりに南町田の鎌倉街道上ノ道を辿った。道筋の再確認と変貌を知ることにあった。辿った道筋は次の通り。
玉川学園前駅 →南大谷天神社・南松観音堂 →鞍掛金比羅宮跡 →成瀬城跡 →成瀬杉山神社 →東雲寺 →都橋 →与兵衛坂 →崖山 →長津田橋 →横浜線長津田駅
10年ぶりの再訪であり道筋は住宅で埋め尽くされ変貌は著しかった。
1)南大谷天神社境内の虚無僧寺南松寺の観音堂を再確認した。
2)鎌倉道からよく見えていた「かしの木山自然公園」は民家で遮られていた。
3)鞍掛の金比羅宮は参道の階段だけ残して消滅していた。
4)成瀬城跡は整備された公園になっていた。櫓台、井戸を確認した。
5)東雲寺境内の金比羅宮は成瀬路傍の畑にあった金比羅宮が移設したもの。
6)与兵衛坂は雑草の茂る土の坂道から舗装された道に変わっていた。
7)かつて処刑場であったという崖山はそのまま残されていた。
それにしても南成瀬倉掛の変貌は著しく珍しく道に迷った。金比羅宮の消滅はその象徴。かつてはお堂から恩田川水辺の風景を一望できたのだが・・・。
[参考]多摩のジョギング道-南町田の鎌倉街道上ノ道を行く
[写真]武蔵七党の横山党の居館があったという成瀬城跡の櫓台跡