昨日は6月というのに晴天に恵まれ、かねてより念願であった絹の道の終着点である横浜を探訪した。鑓水商人の辿った道筋の確認と、横浜港で売込み商として巨万の富を得た原善三郎縁の地を訪ねることを目的とした。辿った道筋は下記の通り。
横浜駅 →浅間神社 →旧横浜道起点 →新田間川領地(旧横浜道) →元平沼橋・平沼橋 →平沼商店街 →掃部山公園 →野毛山公園 →都橋 →吉田橋(旧関門跡)・関内駅 →馬車道 →県立歴史博物館 →弁天通り →開港記念館 →神奈川県庁 →山下公園 →中華街 →関内駅 全行程 約10km
初めての訪問であり多くの知見を得た。
①浅間神社下の新横浜通りのすぐ裏に旧横浜道が残されていた。
②横浜道の平沼橋は「元平沼橋」の名で現平沼橋の傍らに残されていた。
③平沼商店街通りには横浜道であることを示すパネルが路面に貼られていた。
④掃部山公園は開港の立役者井伊大老の屋敷跡で銅像が立っていた。
⑤野毛山公園は売込み商原善三郎の別邸跡で和洋折衷の庭園になっていた。
⑥関内駅前の吉田橋の橋上に関門跡を示す記念の標柱が立っていた。
⑦売込み商人が軒を並べた弁天通りは、ただ由緒書が立つのみであった。
山下公園・中華街は開港150周年記念イベント期間で大賑わいだった。偶然にも自衛隊ブルーインパルスの曲芸飛行が見たが、実に見事なものであった。それにしても中華街菜香での生ビールと中華料理は最高でした。
[参考]多摩のジョギング道-鑓水商人の夢の跡、絹の道を行く
[写真]一般庶民の立ち入りを厳しく制限した吉田橋の関門跡