春爛漫の中、10年ぶりに世田谷、大田区に残る荏原台古墳群を訪ねた。4~7世紀の古墳が集中する地域で、特に100m級の巨大古墳である野毛大塚古墳、宝莱山古墳、亀甲山古墳は大和王権の権力が及ぶ前の南武蔵の首長墓であり、あらためて興奮した。辿った道筋は下記の通り。
二子玉川駅 →兵庫島 →多摩川水辺 →丸子川 →野毛大塚古墳 →等々力渓谷 →等々力不動尊 →御岳山古墳 → 狐塚古墳 →宇佐神社(八幡塚古墳) →伝乗寺 →八幡神社 →照善寺 →穴八幡古墳(?) →観音塚古墳(?) →武蔵台公園 →宝莱山古墳 →虹橋 →多摩川台古墳群 →亀甲山古墳 →古墳展示室 →多摩川駅
得られた成果は下記の通り
1)10年前の道筋はあまり変化はなかった。
2)等々力渓谷を端から端まで確認した。
3)御岳山古墳が開放されており、はじめて墳頂まで確認した。
4)伝乗寺、照善寺境内に初めて入った。
5)穴八幡古墳と観音塚古墳は確認できなかった。
6)宝莱山古墳も亀甲山古墳も桜が見事であった。
[参考]多摩のジョギング道-多摩川下流域から南武蔵の巨大古墳群を訪ねる道
[写真]復元された5世紀前半築造の野毛大塚古墳