晴天の2月9日調布のハケタ道を走った。多摩のハケの一つ府中崖線は立川錦町から調布染地辺りにかけて走っている。このハケ道は調布ではハケタ道などと呼ばれている。江戸時代以前はよく利用された道筋だが、甲州道中の成立とともにその多くが失われてしまった。今回は調布から狛江までハケタ道を辿った。道筋は下記の通り。
飛田給駅 → しみず下通り → ハケタ道 → 水車橋 → 若宮八幡 → 石原橋(鶴川街道) → 調布市郷土博物館 → ダイエースタジオ → 古天神公園 → 羽毛下通り → 下布田遺蹟 → 染地せせらぎ散歩道 → 万葉通り → 万葉歌碑 → 水神社 → 狛江亀塚 → 和泉多摩川駅
今回の道筋の半分は初めての訪問であった。得られた成果・印象は下記の通り。
①府中の”いききの道”と同様、やはりハケ道は味わい深い道筋であった。
②若宮八幡宮は近藤勇の故郷上石原の鎮守であることがわかった。
③調布市郷土博物館を初めて訪ねた。調布史が紹介されており参考になった。
④古天神公園は布田天神の旧地であることがわかった。
[参考]多摩のジョギング道-筏師が歩いた道-いききの道・筏道を行く
[写真]官軍との戦に向かう甲陽鎮撫隊隊長近藤勇が遥拝した若宮八幡