今日は最高気温5℃という今冬きっての寒い日であったが、澄み切った晴天に誘われて2年ぶりに尾根緑道(戦車道路)を訪ねた。戦車道路というのはこの尾根道を、戦前、帝国陸軍が戦車の走行テストコースとして使用したことによる。今回の狙いは尾根道から遠望できるという富士山を確認すること。及び前回工事中で未完成であった箇所の近況を確認することにあった。辿った道筋は次の通り。
淵野辺駅 → 箭幹八幡宮 → 尾根緑道(桜並木) → 谷戸池公園 → 尾根緑道(桜並木) → バス停「種入」 → 尾根緑道(欅並木) → 東典礼横 → 尾根幹線道路上 → 津島下トンネル上 → 東展望広場 → 西展望広場 → 緑道出口 → 多摩境駅
得られた成果は、①尾根道から丹沢の山並みの上に雪を被った富士山の頂上がほんの少し顔を出しているのを初めて確認した。②工事は完了し通行には全く支障はなかった。③道標が驚くほどよく整備されていた。④丘陵裾野に広がる広大な造成地に建物が続々建ち景観が変わってきた。
それにしても、尾根緑道は道幅が広く起伏も少なくて歩きやすく、その上丘陵を取り巻く景観は天下一品だ。いつまでも大切にしたい道筋である。
[参考]多摩のジョギング道-戦車の轍を辿る道・尾根緑道
[写真]ほんのちょっぴり富士山の山頂が顔を出す丹沢山系の山並