天候の安定しない日々の間隙を縫って、久々にかつての筏流しの終着点六郷の筏道を辿った。辿った道筋は次の通り。
東急多摩川線武蔵新田駅 →新田神社 →十寄神社 →円應寺 →東八幡神社 →多摩川堤 →矢口の渡し跡 →古川薬師安養寺 →諏訪神社 →宝幢院 →北野天神(止め天神)→六郷橋 →京急六郷土手駅
再訪により若干の新たな知見が得られた。
1)円應寺の境内に初めて入った。十三仏まいりが印象に残った。
2)矢口の渡し跡の由緒板を確認した。
3)宝幢院を初めて訪ねた。
4)六郷橋の袂に旧六郷橋の橋門が保存されていた。
5)六郷橋の川崎側袂に明治天皇六郷橋渡御碑を確認した。
六郷河原はかつて筏流しの終着点として大いに賑わったのに何の由緒書もない。大田区はもっと筏の歴史を大事にすべき。旧六郷橋の橋門の傍らに六郷河原の筏の歴史を記載することを提言する。
[参考]多摩のジョギング道-筏師の歩いた道、田園調布から六郷へ筏道を行く
[写真]新田義興が謀殺された多摩川矢口の渡し跡の風景