梅雨入りも迫った昨日(6/5)、入間川畔の狭山市駅から女影原のある武蔵高萩駅まで鎌倉道を辿った。入間川界隈も女影原も実踏済みであるが、それを繋ぐ鎌倉道は未踏であったので訪ねることにした。辿った道筋は次の通り。
狭山市駅 →(旧馬車道) →徳林寺 →新富士見橋(入間川) →影隠地蔵 →智光山公園(九頭竜池他) →日光街道交差点 →切通し・鎌倉街道碑 →霞野神社・女影原古戦場碑 →駒形神社 →旧女影宿 →武蔵高萩駅
いくつかの新たな知見を得た。
1)狭山市駅はかつての中武馬車鉄道の終着駅で、その市内廃線跡を確認した。
2)智光山公園の園内を初めて訪ねた。
3)智光山の名の由来となった九頭竜池を中心とした修験道跡地を確認した。
4)九頭竜池畔に九頭竜大権現の石塔、及び修験者の供養塔(?)を確認した。
5)千人同心が歩いた日光脇往還との交差点「鎌倉街道」を確認した。
6)切通しを下った所にある第二小畔川の橋の袂に鎌倉街道碑を確認した。
7)女影を抜ける2筋の鎌倉道を確認した。
それにしても智光山公園の広さ、豊かな雑木林、池、水流には驚かされた。菖蒲園も見事。また鎌倉街道碑のある小畔川周辺の田園景観には心を癒された。
[参考]多摩のジョギング道-坂東武者が駆け抜けた鎌倉街道上ノ道
[写真]切通しを下った第二小畔川の橋、袂右に鎌倉街道碑がある