猛暑に加えて多湿と最悪の条件の中、少しでも涼を得ようと、都環境保全局が”雑木林の道”として推奨している『南沢・南町コース』を参考に、昨日東久留米の南町と南沢の雑木林を辿ることにした。2度目のトライアルである。玉川上水のようなわけにはゆかないが、ともに緑地保全地域で大きな雑木林が残っている。とりわけ南沢緑地は落合川の水源でもあり、涼しさが期待できそうだ。道順は下記の通り。
田無駅 → やすらぎの小道 → 橋場(庚申堂) → 東京街道 → 多摩六都科学館、田無タワー → 新青梅街道 → 柳新田通り(庚申堂) → 宮坂醸造 → 南町緑地 → 所沢街道と交差 → 都水道局南沢浄水場 → 南沢緑地(落合川水源) → 氷川神社 → 南沢水辺公園 → 毘沙門橋 → 多聞寺 → 落合川水辺の道 → 老松橋 → 竹林公園 → 美鳥橋 → 東久留米駅
雑木林は期待を裏切らない見事なものだったが、今夏はあまりの多湿で前回ほどには涼感を感じなかったのは残念だ。面白かったのは南沢の湧水池で犬が身体を水に浸けたまま動かないのを見たことだ。よほど気持ちがよかったのだろう。私も”犬になりたい”気持ちになった。道筋には庚申塔が2基あるが、どちらも見事な刻像塔で一見に値する。前回柳新田通りの庚申堂前で偶然いわわせた二人の老女から「庚申塔って何?」と聞かれて説明してあげたことがある。二人とも土地の人だが今までよくわからなかったと言い、納得して帰って行った。その他目新しい点は南沢緑地の氷川神社横に落合川に沿って”南沢水辺公園”が新たに出来たことくらいか。今回デジカメに電池を入れ忘れ撮影できなかったので前回の写真を1枚添付する。(参考:
多摩のジョギング道「黒目川から落合川へ水辺の道」)
[写真: 南町緑地の雑木林の風景]