秋雨前線も一休みの今日、かねてから課題としていた千人同心の日光勤番の道筋を辿ることにした。今回はその出発点である八王子千人町から拝島までの道とした。辿った道筋は次の通り。
西八王子駅 →馬場横丁 →興岳寺 →追分(道標)→千人同心屋敷跡碑 →16号線(東京環状)→極楽寺 →浅川橋(浅川)→川口川橋(川口川)→ひよどり山 →小宮公園 →16号線 →神明神社 →新左入橋 →左入 →滝山丘陵下 →拝島橋(拝島の渡し)奥多摩街道 →普明寺 →龍津寺 →龍津寺裏ハケ道 →拝島天神社 →拝島駅
かつて経験済みの道だが、日光勤番は初めてのテーマで新たな知見を得た。
1)興岳寺で悲劇の日光勤番を務めた千人頭石坂弥次右衛門の墓所を確認した。
2)極楽寺で八王子宿を建設した長田作左衛門の供養塔を確認した。
3)極楽寺で千人同心組頭塩野適斎の墓所を確認hした。
4)極楽寺で松姫が一緒に連れて案下落ちした小督(玉田院)の墓所を確認した。
5)ひよどり山超えの道は初めての経験であった。
6)日光勤番の千人同心が渡河した拝島の渡しを再確認した。
7)龍津寺裏のハケ下の流れは東京の名水57選の一つであった。
それにしても今回の日光勤番の道は多くが国道16号であり、喧騒な道筋となっているのは残念であった。
[参考]多摩のジョギング道-松姫と千人同心ゆかりの道を行く
[写真]日光勤番の千人同心が渡河した拝島の渡し付近の風景